西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “もちろん…叶うことでしたなら女性にですよ”

さわやかな日曜日、

梅雨を予感させるというより

夏の訪れを

感じさせてくれる青空です。

お日さまも輝き、

眩しい日射しが街中にとどいて、

木々の緑も、

川の流れも、

空をゆく鳥たちも、

自由に泳ぐ魚たちも、

そのやさしさの恩恵にあずかり、

今日の一日は、

きっと楽しいことがあって、

うれしい

めぐり合わせが心をウキウキさせてくれる、

そんな時間になりそうと

自然を生きる仲間たちも微笑んでいるようです。

そんな

景色につつまれているあなた、

さて、

今日をどう生きますか?

限られた二十四時間も

どんどん費やされていき、

気がつけば、

午前11時になろうとしております。

特別なことを考えなくても、

普段しないことを

無理して始めてみるより、

私の心がうれしければ…

それが答なのです。

そんな…

うれしいことをどんどん過去にして、

からだ全身で感じましょう。

いまも、

あのときも、

いつでも、

うれしい私になって陽射しの下、

木漏れ日にからだをあずけて

今日のあなたを楽しんで下さい。

西光寺では、

早朝からBGM…

TUBEの歌が響いております。

私が個人的に染まりたいMelodyにつつまれて、

この時間も本堂に座っております。

訪れる人がおられても

おられなくても、

私の指定席。

肌に感じる風と、

耳に残る風鈴、

その奏でる癒しと、

そして、

心が躍るこの場所自体が大好きな私だから、

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たとえ、

夕方までの数時間をここで過ごそうとも、

ちっともイヤじゃないんですよね。

それより、

あっという間に時間は過ぎて、

もうお寺の終わる時間…かと…扉を閉める私。

こんなベストな場所に

四六時中訪れることができる私が、

またうれしいのです。

だって行こうと思ったら、

数分、

百歩もかからないのですもの。

心地よい風鈴が響いたと思ったら、

その音の余韻が終わらないうちに、

すでに指定席に着いている私。

なにをしているでもなく

“ただここがいい”…。

理由などいらないんですよね、

『ここがいい』

と思った場所にはね。

あなたにも、

そのような

お気にいりの指定席がありますか?

もちろん、

それは、

何処かの場所だけに限らず、

『ひと』

そのものもいいですよね、

『今夜、私の一番の指定席はここなの、

あなたのその胸で眠りたい』

と言われてみたい…私です。

もちろん、

叶うことでしたなら女性にですよ…和尚のひとりごとでした。

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