和尚のひとりごと “秘めているからこそ叶えたい…第一だと思うのです”
十一月六日の土曜日となりました。
お参りのため出かけたおり、
門前近くを通りますと、
すぐ近くにあります
お檀家の椎木写真館さんの駐車場が満車、
車でいっぱいになっておりました。
きっと、
シーズン…
七五三のお祝いの記念写真を
お撮りに見えている方々なのでしょう。
どんな未来が、
どんな将来が待っているにせよ、
可愛いわが子の幸せを念じての写真、
その瞬間の時間をおさめた
記念の一枚になることでしょう。
これもまた、
遠くではなくて
近くで感じられる季節感、
毎年のことではありますが、
季節の風景を見つけた私も…
幸せをわけてもらえそうで、
いいなと思った朝のひとときです。
さて、
明日になれば二十四節気のひとつ、
立冬を迎えます。
いよいよ秋が深まりつつ、
冷たい北の風に
バトンを手渡す頃となりました。
“冬のはじまり”を感じつつ、
今日は、
気持ちの衣替え、
その整理をする一日でしょうか。
曇り空が去って、
ふたたび
高い空がもどってきたなら
夜の星空も奇麗に見えるようになるでしょう。
そういえば、
昔々、
まだまだ若かりし頃、
ひとりの旅でハワイ諸島、
ハワイ島を訪れたときの星空の見事さは、
感動そのものでした。
こんなに星って、
空には…たくさんあるんだと、
世界中の天文台があります理由と、
満天の夜空に心もつつまれて、
安らかな旅路を楽しむことができました。
日本国内でも、
【美しい星空が見える街がたくさんあります】
と、
町おこしの宣伝を見ることができます。
機会がありましたなら、
いつか日本の星空の美しさに出会う
ひとり旅をしたいものです。
そして、
幸運にも流れ星に出会ったなら、
なにを祈りましょうかね。
まばたきの瞬間に消えてしまうその姿に、
いつでも出会えるように、
お祈りの内容だけは、
まとめておくことにいたしましょう。
“○○○さんがもっと…もっと私の近くになりますように”
…○○○さんは、誰?
と尋ねられましても、
これだけは言えない私なのです。
まあ、
あなたも、
あちらの方も、
ずっと向こうのあの人も、
誰しも心に秘めた願いとは、
秘めているからこそ叶えたい…
『第一』だと思うのです…和尚のひとりごとでした。
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