西光寺のブログ

いいお天気に恵まれた週末の土曜日。

遠く遙かな海原を進んできます

台風１６号の進路が気になりますが、

その日、

その日を楽しめればいいかなと、

気楽な私でもあります。

先ほど、

自転車で出かけておりましたが、

片道１５分の景色は…

とても気持ちが良くて、

向かい風も友だちになったように

爽やかにカラダをつつみこんでくれました。

まわりを眺めますと、

すっかり育った稲穂も揺れて、

黄緑色に染めるよう街の景色と重なり、

高い空の青色と

なにやら

言葉のやりとりをしているようでした。

西光寺も…

お彼岸のお墓参りに訪れるひとたちがちらほらと、

ご先祖さまに会えた喜びと、

心が軽くなる行い…【おこない】に、

“来てよかった”

と感じておられるのではないでしょうか。

秋のお彼岸も残すところ明日まで。

時間と予定が許すのでしたなら、

ちょっと

訪ねてみるのも、

この季節を感じられる

ひとときになるのではないでしょうか。

さて、

先日、

さっと、

密かに、

わからないように、

そして、

隠れるようにしながら

県境を越えてまいりました。

東の都に生まれたご縁を確かめながら、

前もって

説明をうかがう予約をいれてありました。

まだまだ

これからはじまる六十路の旅、

この十年間でどんな出会いがあって、

どんな人と人の結びつきを見つけ、

私自身を大きく豊にしてくれるのか、

その経験値は、

きっと

かけがえのない

なにかを教えてくれるきっかけになると、

その現実となったステージに

とてもウキウキしております。

ひとまわり大きく

人間的に成長するためのあらたなステージ、

気持ちはすでに、

予定をたてて、

毎月、

毎月、

足をはこぶであろう

東の大都会の景色を眺めております。

しっかりとした目的があれば、

見あげた都会の摩天楼も命の宿る建造物、

目的もなく、

暇だからと見あげれば、

ただただ

大きなコンクリートの塊。

はじめて私の足跡を残したあの建物、

しっかりと意味のある

建物として通う私でありたいと思います。

あたらしく

デザインをお願いしました名刺も、

校正のやりとりを重ねて、

来週あたり印刷がはじまるでしょうか。

以前のひとりごとでお教えいたしました…

シンプルに、

スッキリと、

そして

伝えたい私を表した最高級の舶来紙、

一枚あたりの単価は…そこそこの名刺。

お願いした２００枚の名刺印刷…

同じ枚数、

数千円から印刷OKの専門店もあれば、

十数万円の専門店もあり。

後者から発送され

手元にとどく楽しさに、

指おり数える日々なのです。

次回の東の都、

見あげる摩天楼に間に合うかな。

『何処へ出かけて

また

今日も今夜も帰ってこないのか…』

東の大都会のことは、

同じ屋根の下に住む

うちの家族…誰ひとり…知りません。

私だけの世界のことは…

私だけでありたいですから。

聞かれても、

問い詰められても詳しくは話さない。

知られたくないこと、

話す必要がないこと…

人には、

黙っておく大切さもあるのです。

自分の時間を

自分だけで過ごしたい…。

限られた人だけに開かれた

そのひとりとして許され、

品格ある

その大都会の居場所に向かうときは、

SNSにあげる必要も…

珍しさもない、

これからは日常となる世界。

ただ私だけを楽しめる

その紳士たる大人の場所では、

人と人の知性と感性が対流して

自由空間に遊ぶ。

私もそんなひとりとして、

やっぱり、

ひとりとなり、

そこでだけは…心躍りたいですから…ナイショ、ナイショ…和尚のひとりごとでした。