和尚のひとりごと “やらずにそのままの後悔より…やってよかったと思える私を…好きになりたいですから”
シルバーウィークがはじまりました。
本来ですと、
高い空を流れゆく白い雲に誘われて、
あの稜線を越えていきたいと
心から思う季節。
たくさんのひとたちが移動するはずだったでしょう。
でも、
新型コロナウイルスによる
感染拡大の落ちつきが見えはじめたかなと思いつつ
油断はできないと、
まだまだStay…
Homeのみなさまが多いのかもしれません。
そこに…
それに追いうちをかけるように
迷走の台風、
14号が西から東へと列島を縦断しております。
静岡県の近くを通過するのは、
今日の午後あたりでしょうか。
早ければ…
夕方には、
穏やかな空が帰ってくるかもしれません。
こちら方向に
向かってきそうとわかった時点で、
本堂の雨戸を閉めて準備を整えた私。
日中の陽射しのなか、
不思議に
雨戸が閉められたお寺でしたが、
お天気がいいあいだに準備をしておけば、
いざとなったとき、
雨に濡れながらの対応を迫られることもありません。
早め、早め。
そして、
何事もなく、
さほど雨戸も濡れることのない風雨で済んだなら、
それはそれで安心材料となります。
また、
顔をだしたお日さまに挨拶をしながら、
雨戸を開けることにいたしましょう。
でも、
雨戸のおかげで
仄かな明かりにつつまれた本堂の中です。
いいお天気の明るさにも良さがありますが、
薄暗い空間に
雨音だけが広がる景色も、
たまたま今日、
お寺を訪ねたときの楽しみ方だと思います。
どんなお天気でも、
どんな環境でも、
どんな場所であっても、
そこを喜び楽しむ。
この心境に到達できたなら、
たとえ…
そこが自宅であっても、
見慣れた中
嬉しさを見つけられるあなたに…
なれると思いますよ。
OPUSONEに酔いながら、
私もそんなひとときを
ここでひたってみたいものです。
さて、
東の都へと目を向けて
支度を進めてきました私のつぎなるステージ。
品格や
社会的および経済的信用を基本として、
あとは、
いろいろな点においてその個人の審査。
おかげさまで、
そのハードルとなっておりました
審査なるものを通過して、
必要な費用も納め終えました。
ダメだったときの心の準備もしてはありましたが、
これにて、
晴れて
社会人としてのステイタスある
ステージへとのぼれる立場までなりました。
あとは、
そのステージで知り合う
ひとたちとのつながりを通じて、
どれだけ私自身を高めてレベルアップしていくか…。
これが六十路の十年間…
その課題であり、
また、
東へとでかけるその都度待っている景色に
嬉しさを隠せない私です。
人生とは、
節目ごとの目標や夢、
そして、
この手につかみとり
現実に変えていくパワーを無くさない限り、
その年齢だからこそようやく楽しめて、
世界をひろげていける
チャンスがめぐってくるものと信じたいですね。
そんな新たな出会いの時のために、
いま、
私の名刺も一新しております。
専門のデザイン会社にお願いして、
担当のデザイナーさんと相談、
紙質を選び、
印刷方法もその紙に合ったものを…。
私だけのために考えられたデザインで、
私を伝える…
私のためだけに
一枚一枚刷られた…存在感のある名刺。
そんな、
つぎのステージで出会う方々にお渡しするに相応しい、
独特のオーラーがあり、
見るものを魅了する名刺のデザイン料は、
三万円。
選んだのは…イタリア産の高級紙。
インパクトある名刺、
デザイン料と
お願いしました二百枚の印刷代と加工代を合わせて…
お支払いしたのは、
総額で十数万円となりました。
そんな小さな手元の紙一枚が、
大きな世界へと
導いてくれるはじまりの魔法となるなら、
嬉しさのほうが勝って、
その費用、
金額なんてお安いものです。
いくつになっても人生の節目と、
訪れたチャンスには、
時に先行投資って必要なんですよ。
たとえ結果が上手くいかなくても、
やらずにそのままの後悔より、
やってよかった思える
“私を好き”になりたいですから。
さてさて、
特別のお誂え名刺…
手元にとどくその日が待ち遠しい私です…和尚のひとりごとでした。
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