西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “一分一秒…いつも…いつものわたし”

先を急ぎたいと、

二月も去ろうとしております。

今日をふくめて残り二日間、

さて、

あなたの時間は、

どのような物語を語りかけながら

つぎのページが進んでいくことでしょうか。

まわりを見まわしますと、

卒業のシーズンで涙を流すひとたち、

そして、

新たなステージへとチャレンジに臨むひとたち。

育んできた熱い友情との別れと、

まだ見ぬ友との出会い。

人生の彩りは、

いつも誰かに染まり、

誰かに染められ刻まれていくものです。

できることなら、

わたしが嬉しいと思う色に染まって、

明日を生きてみたいもの。

明日に希望をもてない彩りなんてつまらないですし、

訪ねてこられても

ご遠慮申しあげたいものです。

新型コロナウイルスによる

感染拡大も落ちついてきたとはいえ、

まだまだ

本当の自由は近づいてくれませんね。

抑えきれない思いを発散する機会がないと、

やっぱり

ひとのこころはつぶされていくもの、

何処かで

この思いを叶えてくれるところはないかなと、

来週からの弥生三月が導いてほしいものです。

春の陽射しは暖かくつつみこみ、

穏やかな気分になれることでしょう。

見あげた空も、

このこころのなかも、

灰色の曇り空が気になりますが、

曇りのち晴れ。

やがて訪れる青空の日々、

足下に映る自分の影をふりかえりながら、

この道のりに後悔は無し。

だって、

どんなことがあっても

わたしが決めて歩いてきた道にまちがいはなくて、

すべては結果が生む出来事にすぎない。

その結果にふりまわされて、

今日もまた苦しくて辛いかもしれないけど、

わたしはわたし、

こんな生き方しかできなくても、

生きているって嬉しい。

そんな思いがわたしは好きだな。

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そして、

こんなわたしですけど、

和尚の生き方…『いいじゃん』

…と言ってくれるひとはいるでしょうか。

一分一秒、

いつも…いつものわたし…和尚のひとりごとでした。

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