西光寺のブログ

十一月も後半にはいり、

残すところ十日あまり。

師走の足音が近づき、

暮れの慌ただしさを

たくさん用意した景色がひろがる

季節の扉の向こう側、

その扉が開くまであと少しです。

今日から三連休ではありますが、

ふたたびの新型コロナウイルスによる

感染拡大の危機をむかえ、

人々の心も複雑、

せっかくの旅行の予定も

キャンセルもあったかもしれませんし、

内容を別のものに代えて大人しく、

知らない街で過ごされる

知恵をだされているみなさまも多いのではないでしょうか。

恐れず、

怖がらず落ちついた対応と行動を。

それさえあれば、

楽しみも巡ってくることでしょう。

そこでどんなアイデアと知恵、

そして順応性をひきだすか、

それができるあなたなら

どんな環境におかれても乗り越えていけますよ。

もちろん笑顔のあふれる、

あなたそのままで。

さて、

ひとりでコツコツと

飾り付けをしました境内のイルミネーション、

その日

その日の点灯と見た目は変わりますが、

夕方になりますと

またちがったお寺の風景を描いております。

先日、

お檀家のある方が地元の新聞社支局に

情報を提供してくださり、

取材を受けさせていただきました。

夕方の五時半から

一時間くらいが見頃ですよとお伝えをして、

その時間に合わせてお見えになりました。

昨日の朝刊のなかに

取材内容が写真付きで掲載されておりました。

どんな環境下に生きようとも、

自らの楽しみは自らがはじめる。

これは楽しいと思ったら行動に移してみる。

試行錯誤はあるかもしれませんが、

けっして無駄な“私”ではありません。

先へとつづく道を作る

堂々とした私なのですから。

そして、

過去の慣例や

伝統に縛られてばかりでは自由がありません。

必要であると感じたときには、

たとえ、

遠回りになっても

あなたの目指す心の境地をさがしてほしいなと

感じる私なのです。

大丈夫、

ここにひとり

伝統とあるべき姿から外れようとも、

チャレンジしている坊さんがおります。

楽しみを見つけるという生きる旅は、

とても嬉しいものなのです。

やり過ぎたら…ごめんなさい…

一言でほら…解決するでしょう…和尚のひとりごとでした。