和尚のひとりごと “不要不急の場所から要ある居場所へと”
新型
コロナウイルスによる感染拡大によります、
日に日に変化していく街の対応。
西光寺があります、
ここ磐田市でも市の単位で飲食店等、
休業要請がだされはじめました。
知り合いのお店も近いうちに休業、
予約による
テイクアウトの品物提供対応をおこなうと
情報が流れております。
国内では、
会社そのものを十何連休として
お休みにするところもあるようです。
お店が開いているからでかけよう、
好きな
パチンコを目的に…
開いているお店まででかけよう。
緊急事態宣言だけでは無理がある人の押さえ。
その経験と現実が…
新たな要請を生んでいます。
“Stay Home”
…自分だけでなく、
家族のだれかでもなく、
今日、
生きているまわりの誰かのため、
そのすべてに…
人々の命を守ろう。
そんな一日一日が求められているいま、
あなたの行動が必要となってまいりました。
不要不急の用事は避けて、
上手に知恵をだして、
まわりの人たちの過ごし方をヒントとして、
堂々と
青空の下を歩けるその日を待ちましょう。
私もできるだけ
人との接点が少ない早朝を利用して近くを散歩、
リフレッシュしております。
あと、
この時期ですと
お墓の周辺に少しだけ残された竹林、
そこから収穫します竹の子、
旬の食べ物を掘りおこしております。
一日中、
だれも来ない墓地、
お墓参りを待っている墓石が寂しそうですが、
離れて暮らす子孫が何処にいても見守る、
そんな力強さも伝わってくる御影の姿。
風に吹かれ
揺れる木々の音を楽しみながら、
私は私の知恵をだして過ごしたいと思います。
予定されていた
ご法事のとりやめの…連絡、
ご法事が減りつつある
そんなお寺さんもあるようです。
住宅地に囲まれていても、
静かな山のなか、
深く深く奥へと、
ぽつんとひとつ佇むお寺。
そんな気持ちで
ゆっくり居ることにいたしましょう。
おかげさまで想像力は豊かなんです。
さてさて、
ひとり楽しや本堂で昼寝…
それが、
知らない人たちのためになるのならね。
お寺は開いております、
上手な過ごし方のひとつ、
気分転換の目的地としてえらんでくださるなら、
ご自由にどうぞ。
ただし、
そのときは…
Stay Home…
自分のお家に帰ってきたと思う想像力をお忘れなく。
その思えた瞬間、
西光寺は、
不要不急の場所から
要ある居場所となりますから…和尚のひとりごとでした。
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