和尚のひとりごと ”やったね…2015東京マラソン完走”
昨年の2月からの目標としていた2015東京マラソン出場と完走。
2年前の夏、人間ドックの結果、
伝えられた脂肪肝の現実が私に青春時代のやる気とがんばりを
目覚めさせてくれました。
来る日も来る日も白いボールを追いかけたコートの感触と、
流れ出る汗、
止めどなく押し寄せる呼吸の苦しさ、
それでも続けた部活動の姿がよみがえりました。
とにかく健康的に体重を落とし、
より良い筋肉に変えていく、
ただそれだけを課せて追いこみ走り続けた春夏秋冬の道。
途中であきらめないように、
投げやりになり挫折しないようにと掲げた1年後の目標、
その日が訪れました。
参加者36000人の一人としてスタートラインを踏みしめた東京都庁前、
皇居、東京タワー、品川、銀座、浅草寺の流れる景色、
ゴールの東京ビッグサイトはとても遙か遠い道のりでした。
雨の日も風の日も、
暑さ寒さに負けず走り続けてきた365日の自信が、
ゴールに走り込む瞬間まで、
一歩また一歩と力を与えてくれました。
走り終えた充実感は、
やり終えた者だけが得られる人生の勲章です。
我が人生ではじめて、しかもいきなりフル。
五十路でもやる気があれば叶うもの、
それを実証できた喜びがまた明日へと、私を誘います。
これは、まだ終わりではありません、
あくまでも通過地点であり、まだこの先には見知らぬ道が待っていると、
心がわきたっております。
つぎは横浜、3月15日、私はそこにいます。
その先を計画する楽しさが、人生を豊かにしてくれる。
またひとつ大人の喜びを発見した私です。
“念ずれば花ひらく 輝くひとみは明日の希望”
思いはいつか叶うものです…和尚のひとりごとでした。
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