和尚のひとりごと “日曜日の午後…ふと浮かんだ言葉をしたためました”
九月の連休です。
三連休は穏やかに、
そして雨雲が様子を伺っている後半、
ここ静岡県磐田市の空です。
外でお経を称えていても、
ついこの間まで照りかえしていた
熱い日射しと空気も静まり、
木陰を求める気持ちより
このまま
風に吹かれていたい心が勝るようになってまいりました。
それだけ、
身体が秋を感じているということでしょうか。
さて、
西光寺があります
旧東海道見付宿もお祭りが終わって、
とっても静かな時間が進んでおります。
毎年のことながら、
周辺の秋祭りがはじまる頃、
見付の街は耳を澄ませば聞こえてくる
隣町のお囃子に心も癒やされるのです。
このひとりごとを
覗いてくださっているあなた…
秋の季節を感じはじめたあなたも、
心を癒やされる瞬間が訪れてくれるでしょうか。
もう少しすると秋の彩りが街を飾って、
その彩りをもっと求めたくなって、
ついつい北の山へと出かけたくなりますね。
そんな心に正直に、
行動するあなたでありますようにと思います。
ときにはいいでしょう、
心のままに、
気の向くままのあなたがいたって。
人生のなかのほんの一瞬、
それも大事なひとときと私は思いますよ。
そういう私の方は、
反対に控えめがよろしいでしょうか。
心のままにが普段の私、
”控えて”
そう思ったとしても
私らしく生きたいと思うのですよね。
これも私らしさでしょうか。
ようするに、
いかに私らしさを見つけて、
感じて、
行動して、
素直な心でいられるのか。
時間に追われている普段の生活のなかだからこそ、
大事だろうなと思う私です。
だって、
この世に残されている時間の長さはわからないのですから、
私の時間は私らしく。
ちょうど
秋のお彼岸も近づいてまいりました。
お彼岸とは、
ご先祖を忍び、
敬うと同時に自らの生き方を見なおす一週間。
西光寺の木々と風につつまれながら、
見なおすこともいいことだと思いますよ。
和尚なのに
和尚ではないと思えてしまう私に…
会えるかもしれません。
会えたらご利益が…あるといいですね、
あるかな…?…和尚のひとりごとでした。
コメント
和尚のひとりごと “日曜日の午後…ふと浮かんだ言葉をしたためました”のご感想やコメントをお寄せください。