西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “楽しく開かれたお寺づくりと…あと…スタジアムでも燃えさせていただきます”

季節も青色煌めく夏模様が遠くへと去って、

静かに心を見つめる

哀愁感漂う夜長月となりました。

みなさまもいろいろな夜の過ごし方を、

あなたらしく時を刻んでおられることでしょうか。

街のなかを車で走っておりますが、

所々の交差点には、

秋のお祭りの表示と道路規制の案内。

少し少し

秋を感じるものが目にはいって来るようになりました。

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ここ西光寺があります

旧東海道見付宿も週末は見付天神さんの祭礼、

夕べも遅い時間、

お祭り当日、

神さまを乗せた神輿が進んでいく道を

清める神事が執り行われ、

お祭りが終わるそのときまで

不浄なものを避けなければならない道、

通り道となります。

そして今週の水曜日、

神事に参加される氏子のみなさんは太平洋の波に身を清め、

やはり、

神事を終えるそのときまで

心身共々不浄なものを避けるのです。

長い歴史のなか受け継がれてきました

神さまとの出会いと神事。

日本列島は、

各地、

神さまの賑やかな響きにつつまれる、

ひとときを迎える秋となります。

さて、

今日は静岡県仏教会さまより取材を受けました。

年に二回発行されます広報誌の特集として、

いまの時代にあった寺院の在り方、

そして、

それにとり組んでおられる県内の寺院を取材して

紹介するという事業です。

以前、

情報があればと依頼がありましたので、

自分で自分のお寺の情報を送ってありました。

今回、

ありがたいことに

西光寺を取材先として選んでいただけたのです。

一時間以上、

私の思いや、

これからあるべき寺院の姿やとり組みについて

お伝えさせていただきました。

特に、

地元にあります

静岡産業大学の学生さんたちとコラボレーションして

実施したまちづくりの事業を熱く語らせていただきました。

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まあ、

この熱さは、

いつもの私ではありますがね。

昔の在り方にしがみついているお寺さま、

変えたくないお寺さま、

それは

それでそのままでも構いません。

でも、

『自分のお寺がこうなれば楽しいな』

とアイデアが浮かんでくる和尚さまであるなら、

それを実現して、

開かれたお寺づくりに情熱をそそぐのも、

またいいものだなと…

それに気がついてほしいですね。

静岡県下に二千数百ありますお寺さま…

できることなら、

このなかから次世代を生きる和尚さんたち、

若い和尚さまたちには…

気づいてほしいなと、

私的には思っております。

ご年配の和尚さまは面倒くさいことはやりたくない、

いまのままで十分、

得てしてそれが多いですから。

若い人たちに負けないように、

一年と数ヶ月後には還暦、

そんな私もまだまだ燃えますよ。

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そうそう、

チケットが届きました、

スタジアムでも燃えさせていただきます…和尚のひとりごとでした。

コメント

  • あんず
    2019年9月2日 10:11 PM

    和尚さまのひとり言のファンのひとりであります。

    度々、感想を寄せる私です。

    幼少から、神社仏閣に連れられ足を踏み入れております。
    子どもながらに、厳粛な空間と感じておりました。大人たちの振る舞いを子どもながらに緊張していたことを思い出します。

    大人になってからは
    神社仏閣について 厳粛な空気を感じ 私なりに心を寄せることができつつあります。
    月日がかかりました。

    ご住職さまが申しますように
    開かれたお寺さんが存在することで、未来ある若者が
    立ち寄り、一言で
    未来の糧になったり、悩みの解決に繋がる、心が軽くなる、救われることと思います。 今現在の子どもたちは、恵まれた環境でおりますが、どこか?心の不器用さを感じます。昔は三世代家族、ご近所のご意見番もおり勉強とは違う学びがありました。

    わたくしは、和尚さまのこころみに更なる期待をしています。

    追伸
    明日は大学へ行きます。
    若いエネルギーを感じながら
    (^ ^) 私の楽しみごとです。
    若い学生さんたちから逆に学びたいと思っております。

  • saikouji
    2019年9月3日 11:16 AM

    あんずさん、
    いつも
    覗いていただいてありがとうございます。

    年齢がどうあれ、
    神社仏閣で感じる
    心の感覚はいろいろあっていいと思います。
    そのときの感覚があって、
    また先の感覚を
    導いたり答えを教えてくれたりする、
    そんな
    幼少時代から大人時代へつながっていく…
    それも
    きっかけのひとつだと思うからです。

    子ども時代の経験や体験、
    神社仏閣で感じた
    あの頃があっていまの私が存在している。

    そう思うと、
    子どもから若者、
    気兼ねなく
    訪ねることができる神社仏閣の存在は、
    有名無名に限らず、
    どこであっても
    益々求められていく…

    人としての
    心のパワースポットなんだろうなと
    思います。

    和尚