和尚のひとりごと “秋…心が疲れたときは西光寺で充電です”
七月と八月、
二ヶ月にわたった
今年のお盆の月も送り火の揺れるなか過ぎていきました。
残暑はまだまだ厳しいものがありますが、
一日一日
秋の気配につつまれていくみなさんの街の景色でしょう。
哀愁を感じる街模様。
去りゆく夏になにを思い、
どんな思い出を残していくことでしょうか.
そして、
やがて山の向こうからやってくる
紅い景色になにを望むでしょうか。
空を見あげると流れる雲も秋の白色、
高く高く漂いゆっくりと先を目指します。
大地に視線を移しますと、
風に揺れる薄や
秋桜に“私”を映して明日の私を眺めるでしょうか。
つぎ訪れる季節も…
あなたらしくあなたのままで。
それが一番ではないでしょうか。
願いを追いかけても逃げていくだけ、
ならば
立ち止まって振りかえさせるのも時には得策。
上手に
上手に生きることは容易いことではありませんが、
今日まで生きてこられたあなたなら大丈夫。
人生に彷徨っても、
辛い出来事があっても、
秋色の景色を
笑顔で眺められる方法が見つかるはずです。
360度の視野で乗り越えていく
知恵を見つけましょう。
そして、
心が疲れたときは…西光寺で心の充電です…和尚のひとりごとでした。
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