和尚のひとりごと “寺院としての活動情報提供依頼がとどきましたので、静岡県仏教会へ宣伝しておきました”
県仏会報しずおか情報提供書
平成30年7月20日
静岡県仏教会 広報担当 宛
【情報提供者】
所属仏教会 磐田市仏教会
役 職 会長
宗 派 時宗
寺院名 西光寺
住 所 磐田市見付3353-1
芳 名 下 村 恒
電 話 0538-32-4216
該当団体名 東福山西光寺と静岡産業大学
連絡先 窓口0538-32-4216(西光寺)
直接連絡 可(但し大学側の活動は現在終了しています)
活動内容
磐田市にあります静岡産業大学がとり組むまち作りの一環として、
学生たちがゼミ(青木優教授ゼミ)を通して考える
まち作りの素材をさがすにあたり、
当初相談に訪れた磐田市商工観光課より勧められた
西光寺に大学から協力の依頼があり、
お寺として学生の志に応える為に静岡産業大学と契約書を取り交わし
全面的に協力しました。
活動内容につきましては、
学生が考える西光寺を舞台としたショートストーリー、
磐田市ミラクルパワー街道物語(ロードストーリー)
『逢えるかもしれない』の制作、
その物語に登場する妖精をキャラクター化して門前用看板制作、
磐田駅から商店街を歩き西光寺へ向かう人の流れをつくり、
西光寺の妖精たちに会いに来る人々たちで、
駅前商店街を活性化すると同時に
磐田を訪ねる観光客の増加を図ることを目的として実施。
現在は学生たちの卒業と同時に活動は終了しましたが、
そのとり組みが全国的に珍しいということ、
またその事業内容が面白いということで、
現在は磐田市商工観光課、
磐田市観光協会より、
そのとり組みをもっと磐田市のまち作りに広げることができないかと
協力要請が来ており、
新たな企画の実施実現に向けて検討している最中です。
なお、
学生が考えたショートストーリーとキャラクターについては、
西光寺公式ホームページ
【http://www.saikouji.pw/】にて見ることができます。
また、
普段よりホームページのブログ、
Facebook、Facebookページ、Instagram、Twitter等、
SNSを通じて住職が発信、
だんだんと疎遠になりつつある
若い世代と寺院とのつながりを結ぶ一助になればと、
不定期で更新しております。
また、
誰もが足をはこびやすいこれからのあるべき寺院の雰囲気作り、
大切な法灯・伝統、その歴史は守りつつ、
このお寺だからこそできるアイデアを考え、
すでに日々実践されております寺院を参考に情報収集、
いろいろなものにヒントを得ながら、
少し少しオリジナルなことにとり組んでおります。
おかげさまで10年前は、
お墓参りの人たちと一部の信者さましか訪れることのなかった
住宅地のお寺があることをきっかけにして、
お寺とは有縁無縁に関わらず、
いまは、
時々県外からも足をはこばれるお寺になりつつあります。
もともと観光寺院ではない、
財力もない地方の普通のお寺という理由で、
いままでと変わろうとしないなら、
もっともっと寺院の衰退は進んでいくことでしょう。
今回、
県仏会報誌で紹介されなくても、
いつか静岡県内の各ご寺院、
そのお寺だからこそできるとり組みのはじまり、
オリジナリティー発見のきっかけになればと、
観光寺でもない普通の一寺院として思っております。
静岡県仏教会広報による
今後の取材と会報誌掲載につきましてはわかりませんが、
このように宣伝しておきました…和尚のひとりごとでした。
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