和尚のひとりごと “一番に楽しく一番に気配りそして一番に私らしく”
暖かい日が続いております。
四月まで秒読み、
まもなく正真正銘の春の日々が訪れます。
別れの季節が終わって、
新しい出会いの季節へと時は進んでまいります。
桜の花も散りゆく木もあり、
一年に
一度きりの華やかな姿を私たちに見せてくれております。
自然の与える美しさ、
私たち人間には叶わない清々しさと生きる力を伝えております。
あの冷たい風が吹く白い季節も北の世界へと帰って、
静かにつぎの出番を待つことでしょう。
さて、
昨日は私がPTAの役、
顧問をつとめております中学校、
ご栄転ご退職されます先生方の送別会でした。
私も出席するつもりでいたのですが、
手違いで受付の名簿のなかに私の名前がありませんでした。
最終の確認をしなかった私のミスもありますが、
最寄りの駅から電車で駅を三つ、
浜松市の送別会会場受け付け前でそれがわかって、
私は帰ろうと引き返しました。
なぜなら、
そこで残って対応していただくと、
会場内にはいれるかもしれませんが、
その会の幹事として
細部にわたって
準備と手配を重ねられた先生に恥をかかせることになります。
ここは、
余計な心配をかけてしまうと…
顔なじみの先生たちにも会わないで
だまって帰るべきと会場をあとにしました。
そのあとの過ごし方は、
私のことですから浜松市内いきつけのお店も数軒あります。
ひとりで過ごすことも平気な私ですから、
お店の暖簾をくぐりいつものカウンター、
ひとりでゆっくりとお酒のグラスをかたむけながら、
街の夜を味わっておりました。
この中学校のPTA役員も、
上の娘たちがお世話になったときの役を含めますと六年間、
つとめさせていただきました。
今年度が最後で、
新年度がスタートしますと中学校とのご縁も終わりです。
長い時間、
お世話になったものです。
いろいろなことを思い出しながら
カウンターにはこばれてくるお料理をいただき、
思い出の花をひとり咲かせておりました。
これでひとつの節目を終え、
五月からは、
末っ子が通う地元の公立高校のPTA会長として、
総会にて承認のはこびなら一年、
私を待つつぎのステージは高等学校です。
高等学校のPTA会長は私立高校以来二度目、
私にとって十年ぶりの舞台、初の公立高校となります。
年度中、
いろいろあると思いますが、
一番に楽しく一番に気配りそして一番に私らしく…
すべてが一番のこれでいかせてもらいます…和尚のひとりごとでした。
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