和尚のひとりごと “言葉も武器になる”
人は話をしている最中、
思わぬ方向に進んでしまうことはありませんか?
普通に話しているのにその話題が違う方向に変わってしまって、
相手を傷つけてしまうことが、
たまに私もあるんですよね。
私のいけない点だと思うのです。
気をつけてはいるのですが、
心を許せる人ほどなれ合いになり話がとまらなくなって
ついつい忘れてしまう気遣い、
それでどれだけ修正してきたか…
私の人生で、
とくに五十路になってからがそんなことが多くなりましたね。
こっちが思いっきり寂しくなったり、
悲しくなったりするのに、
なんでこんなことになるのかなって…。
つねに言葉を大事にしているのに、
いつも相手を思って言葉をえらんで話しているのに、
わかってもらえなかったり、
生きるとは本当にいろんなことで悩んだり、
明日が涙で見えなくなってしまうことがあります。
とくに、
一番大切な人との話のなかにそんな出来事が起こると
とっても辛い私なんです。
みなさんも如何ですか?
この人にはと思った人と、
その存在が遠くに感じてしまうことって辛いですよね。
お釈迦さまも言葉の怖さを説いておられます。
人の心を傷つける以上に言葉とは、
人のカラダも傷つけてしまう、
また時と場合によっては命を奪う武器になると…。
だから言葉を与えられた人というものは、
知らず知らずその言葉で殺生戒を犯しているのだと。
でも、
いつもいつもそんなことを意識していたら
話したいことや伝えたいこと、
話すこともできなくなってしまいますよね?
では、どうしたらいいのか…。
やっぱり、
そんな言葉でも
『こいつは本心からそんなことを言うやつではない、普段からいいやつだもの』
と思ってくれる人たちとつながっていくことです。
もちろん、
付き合いにも深い浅いがありますが、
そこは知恵をだして上手に歩いて行きましょう。
え、私ですか?
そんなときも、
時間がちょっと経つとわかってもらえるので、
落ちこんでいるのもちょっと。
でも、
そのちょっとから学ぶことは大きいものなのです。
さて、
私がよく聞いておりますKBS京都、
そのおなじみの番組で主催されますパーティーに当選しました。
私にとっては数年ぶりの参加です。
今回は限定300名のところ応募者多数により抽選となりました。
最終的に460名余りのみなさまから出席希望が届いたそうで、
150名の方々が落選されたそうです。
新年早々、
これも良縁と思ってでかけてこようと思っております…和尚のひとりごとでした。
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