和尚のひとりごと “ラジオ番組に…声ででたで”
年末の風が吹きはじめ、
いよいよ今年最後の日も迫ってまいりました。
そして、
今日の一日も終わろうとしております。
私も今夜は、
いつものお店のひとつ、
カウンターに座って
このお店での今年最後のコーヒー納めをしております。
…これで今年も残すところ、
明日と明後日の二日間となります。
街にありますスーパーへ暮れとお正月の買い出し、
大掃除の小物、道具を求めてホームセンターへ、
この時期、
人の流れも集中して
ますますあふれてくることでしょう。
誰しも
時が慌ただしく進んでいくように感じる二日間ではありますが、
せめて
心の持ちようだけはゆっくりと、
去りゆく年を感じられる余裕をもって
過ごされるといいのではないでしょうか。
まだやり残したものを思い出しながら悩むより、
やり残したものがあるからこそ、
それをこなす
新しい年の時間が必要なんだと思うようにしたほうが、
今年と同じように
また無事息災に新しい一年間の日々を
迎え過ごすことができるのではないでしょうかね。
気持ちの持ち方で楽になれる、
そんな
穏やかな年末をあなたも楽しむようにしましょう。
さて、
先日、ひとりごとでお知らせさせていただきました、
ラジオ放送局
”KBS京都”
の番組に電話で出させていただくこと、
本日…本番を迎え、
なんとか終えることができました。
生放送で私の話す声が京都市内に広がって、
電波の先にあります、
ここからは目に見えないリスナーのみなさま、
おひとりおひとりへ届けることができました。
内容は、
お寺の年末年始の過ごし方、
行事などについてお話しさせていただきました。
話がお寺さんが抱えている悩みにおよびますと、
都会の京都市も地方も同じことがわかりました。
お檀家さんの減少、
跡取りのいないお寺、
でもそのなかにあって、
それでも
生きて守っていかなければならない
お寺さまのその難題を乗りこえていく知恵…。
話の話題も豊富で、
ときおり笑いもとれてあっという間の16分間でした。
というより、
私一人に16分間もよく時間をいただけたと感謝を申し上げます。
こちら静岡県では流れていない放送ではありましたが、
その隣にあります滋賀県、
私の故郷の景色を思い出しながら
しばし
関西弁の時間とのつながりをもてました…自然体での会話と心還る楽しいひととき、
それをひきだしてくださった
パーソナリティーの笑福亭晃瓶さんと中村薫さんに心から感謝です。
さて、
そろそろお店を出ましょうか、
外は冷えております、
今夜も師走の表情がより一層、寒さで飾られた夜です…和尚のひとりごとでした。
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